2009年8月22日土曜日

ぷりこ、福岡へ行く② (観世音寺 編)

【8月20日(木) 晴れ・酷暑】

九州国立博物館「阿修羅展」を出た後は、

太宰府からちょっとだけ離れたところにある(太宰府市役所の近く)、

「観世音寺」というところに行ってみたよ。


このスポットはシッポナさんのリクエスト。

『ここの「宝蔵」にある、15体の木造仏像群が必見!!』らしい。

「必見」なら行かんとね。

仏教美術バンザイ!


さて、太宰府駅から「まほろば号」という、

100円コミュニティーバスにのって出発。

このバスもちょうど良い時刻のがあったんだー。らっきー。


それにしてもこの時の暑さ、猛烈でしたわ。。。



シッポナさんと「暑いね、それにしても暑いね」と

内容のない会話をしながら到着 笑





正式名称は「太宰府清水山 観世音(かんぜおん)寺」っていうんだって。


ぷりこが持参した「タビリエ<福岡>」には、

”国宝の梵鐘もある”って書いてあって、かなりスゴそうなスポットなんだけど、

観光客らしき集団はまったくおらず、

近所で遊びに来ました的な母と娘がいらっしゃいました。

木登りしてました。

のどかでした。



 ↓ 講堂(たぶん)



お賽銭箱に紙パックのお茶が捨ててあったのが許せませんでした!

捨てた人、絶対にバチが当たるんだから!



 ↓ たぶん、金堂。。?



こちらには奥に恐ろしい不動明王っぽい方がいらっしゃいました。




そして噂の国宝・梵鐘!!




国宝だから、厳重保護。



日本最古の梵鐘の一つと考えられている(ウィキペディア より)んだって!


外にあるってことは、大晦日のときは108回鳴らしちゃうのかなぁ?



さてさて、そして必見と言われる「宝蔵」へ。

何せ、宝の蔵だからね~。

わくわく。




入館料、500円也。

靴を脱いであがります。

そしてわりとクタクタのスリッパに履き替えます。


ちょっと学校の体育館か講堂を思わせる造り。


受付はおじいさんが一人できりもりしていらっしゃいました。

気さくなおじいさんでした。


そして階段を上がって2階へあがってみると・・・・・





!!!!!!!





ぷりこたち、驚愕。感嘆。


とりあえず「すげーーーーー!なにこれーーーー!」と

言いました。


残念ながらここも撮影禁止なのですが、

とにかく すげい のです。


阿修羅展とはまた違った感動。

っていうか圧倒されたよ。


小さい仏像で1.4m。

大きなもので5m以上もある仏像が、そこに展示してあるの 笑


もうその迫力っていったら。。。


こちらもちょっとした柵(囲い)がしてあるだけで、

手が届く距離に展示してありましたわ。


一番圧巻だったのが、「馬頭観世音菩薩立像」さん。


チョーデカい。この方、5m越でした。

見上げて「こんにちは」です。


阿修羅展でぷりこのお気に入りだった、ヘビを乗っけた人に続いて、

この菩薩さんの頭のてっぺんにはなぜか馬が乗っかっておりまして、

ひょっこりこちらを見下ろしていらっしゃいました。

”馬頭”ですからね。


シッポナさんはこの馬頭さん前に置かれてあった、お賽銭箱に

間違って?500円玉を入れてしまい、

たまたまお賽銭箱の横に<御守り 五百園>と書いてあったので、

御守りを買ったことにしました 笑

交通安全の御守りでした。


ちなみにぷりこは馬頭さんにお線香だけあげて終わりでした。



もう相当、テンションがあがったぷりこたちは

大満足で宝蔵をあとにしました。



別れ際に受付のおじいさんが「ここの仏像はすごい験(げん)が強いですよ~。

特に馬頭観世音菩薩はすっごい験が強いからね!」とおっしゃってました。


シッポナさんやったね♪

ぷりこもお線香あげたもんね 笑

あー。面白かったよ。観世音寺。



この、ぷりこのつたない文章ではわかりにくいのですが、

相当おもしろいですわよ。この宝の蔵。

本当に大迫力。

小さな仏像から5メートル越えの超大作である仏像まで、重要文化財たちが大集結!!

見かけは体育館ぽい建物だけど、あなどることなかれ 笑

こちらもぜひぜひ行ってみる価値はありますわよ~☆

ぷりこ、福岡へ行く① (阿修羅展 編)

ぷりこ、8/20,21の1泊2日で、シッポナさんと福岡ツアーに行ってきやした♪

メインはこれね ↓↓





このお方ね ↓↓




拝んでまいりましたわー。


うししし。



福岡ツアーの出来事を大まかではありますが、テーマごとにまとめて

アップしてみますわ。


まずは阿修羅展。



【8月20日(木)晴天・酷暑】

広島から博多までは「のぞみ」さんが運んでくださいました。

ぷりこ、人生初の「のぞみ」さんでした。

お世話になりました。「のぞみ」さん。


さて、色んなことは端折って(笑)、

とりあえず、西鉄福岡(天神)駅から西鉄大牟田線で行くんだけど、

その時、特急がちょうど行った後だと思ったら、

アクシデントのおかげで(夜のニュースで、ケーブルが何者かによって切断されたとのこと)、

特急が遅れて到着して、運良く?乗り込めたぷりこたちでありましたー。


西鉄二日市駅で乗り換えて、太宰府に無事に到着~♪




木曜日だけど、太宰府は観光客やらなんやらで賑わっていたよ。


博物館にも結構な人々が向かってたよ。


中国系?のツアー観光客もたくさんいらしてたなぁ。





そして太宰府を通り抜けて、サイバーチックなトンネルを通って、無事到着~♪






えーっと。ぷりこたちの予想に反して、

やっぱり夏休みだからか、平日でもお客さんがわりといるな、と思ったんですけど、

博物館的にはこんなカンジでした↓↓




まぁ、たしかに会場まで止まることなく進めましたけどね。。



会場内はもちろん撮影禁止なので、

主役の阿修羅さんやらその仲間達の画像はありまへん。


阿修羅さん(他の仲間たちも)は防弾ガラス越し(笑)とか、厳重展示ではなく、

360度ぐるりと柵?で囲まれただけで、

そこに凛々しく堂々といらっしゃいました。


阿修羅さんの第一印象。

ぷりこの率直な感想は、

「え、紙(2D)みたい・・・」です。


なんか、合掌しとるお姿を真正面からみたら、なんか立体的(3D)に見えんで、

ペラペラの紙みたいに見えたんよね。

奥行きが感じられん、というか。

シッポナさんと「え?ポスター?」って言ってみたり(バチあたり?)。


そんで阿修羅さん、想像よりも小さくて、華奢だったわー。

草食系男子じゃね。無駄な肉は無しよ。

あ、宗教上、肉食系はありえんかー?



やっぱり阿修羅さんの周りは大人気で、ぐるりと人だかり。

それでもきっと人は少ない方だったんだろうと思う。

ぷりこもシッポナさんもじっくりと1周拝めたよ~。


他に愉快な仲間達も同じく何の展示ケース?で守られることなく、

360度拝める展示方法になってたけど、

こちらはそんなに人だかりは出来てませんでした 笑



画像は無いので、博物館でもらった朝日新聞の号外より ↓↓

「阿修羅さんと愉快な仲間達」




なんか下の8人の配置がかっこいいよね。

ハードボイルドなカンジだよ。


ぷりこがちょっと気に入った人は

このお方。



お名前は「沙羯羅(しゃから)」さん。

詳しいことは全く知りませんが(調べてませんが)、

なぜか頭にヘビを乗っけてらっしゃいます。

画像、てっぺんに蛇がひょっこりこちらに顔をのぞかせてます。

よくなついてますね。きっと名前もつけているはずです。


あどけないお顔立ちですが、なんだか底知れぬパワーを秘めてらっしゃいますよ。

また、「ぼく、怒ったら怖いからね」と言ってそうな気もします。


ぷりこ、かなりお気に入りで、ポストカードまで買っちゃいましたよ。

(画像はポストカードです 笑)



そして、さらに会場内の順路を進んでいくと、

興福寺の中金堂をテーマにした展示がしてあって、

中金堂内で安置されている仏像群がドーーーンと視界に入ってくるの。

すごい迫力でしたわ。

その展示ゾーンの一番奥中央のステージ?に展示してあたったのが、

阿弥陀如来さんの頭。

デカかったー。

頭のぶつぶつ(螺髪部分)が取れちゃってて、まばらになっているのが

ちょっと気持ち悪かったです(バチあたり)。。


ちなみに、その阿弥陀如来さん。

近年の調査結果で運慶さんが作ったモノと判明したらしいよー。


なんか学校の授業で習ったモノ(しかもかなりの有名どころ)が

目の前にあるという現実。

不思議な気分だよね。



中金堂再現のゾーンを抜けたら、バーチャル映像が流れているブースがあったけど、

そこは割愛して、ぷりこたちは特別展をあとにしたよ。

そして常設展も割愛し、ミュージアムショップへれっつごー。


かわいらしいね ↓





そして特別展の出口で売られていた、阿修羅展グッズと、

ミュージアムショップで購入した戦利品たち ↓↓





ポストカード:5枚
阿修羅展シール:1枚
せんとくんたっぷりシール:1枚
てぬぐい:1枚

てぬぐいは代官山の「かまわぬ」製だったよー。




100年に一度の大不況と言われる、このご時世。

そりゃ神様仏様にちょっとパワーをもらいたい、っていう

いやらしい気持ちもほんの少しありましたが、

ぷりこ、とにかく感動でしたわ。

どなた様も誠にすばらしい「芸術作品」でございました。


いやはや、こりゃ、はるばる足を運ぶ価値がありますぞ。



今度は興福寺に行ってみたいな。



以上、阿修羅展編でしたー。