2010年6月30日水曜日
広島市こども文化科学館
先日ものすご~~~く久しぶりにプラネタリウムを見てきたよ。
本当に久しぶりだったわよ。
小学生の時に見に行ったのが最後くらいな気がする・・・
友達がこれが気になる、ってリクエストがあったので
行きましたの。
「夕凪の街 桜の国」
現在、広島市こども文化科学館 開館30周年記念プラネタリウム番組として
上映されてるんだって。
ぷりこ、知らなんだよ。
マンガも読んだことがなくて、
漠然と「広島に原爆が落ちた頃のストーリーなんだよね」
というカンジで理解しておったよ。
そして色んな賞を受賞したすばらしい作品、というのも知ってた!
マンガとプラネタリウム、どんな作品なんだろう?とドキドキしながら
いざ建物へ!
おぉ。なつかしすぎる・・・・
ここは4階のプラネタリウムの券売所ね。
(画像は上演終了後に撮影)
こちらはプラネタリウムの入り口ね。
このデガミミうさぎの名前はなんだっけ・・?昔からおるよね。
中のプラネタリウムの映写機?みたいなやつ。あれを久々に見たとき
すごいノスタルジックな気分になりました 笑
あー。昔と変わってないなぁ、、
座席も多分変わってないよ。
そして上映が始まりました。
やさしい声のお兄さんが「今から始まるよ」的な説明をし、
場内が真っ暗になると、
あるお子が「こわいよぅ!こわいよぅ!」と泣き叫び始めました。。
当分したら泣き止んだけどね。
ちょっと首と頭の角度が微妙に難しかったけど、
頭上に映し出されるストーリーにどんどん引き込まれていきました。
物語は主人公の女の子(七波ちゃんという)が、
とあることから父親と広島へ行き、
そこで父から母との出会い、伯母さんにあたる(叔母さんかも?)
皆実さんの話を聞く、という内容。
七波ちゃんは自分のルーツが広島にあることを見出すのよ。
(かなりざっくりと記しましたが・・・笑)
2つの時代を生きる七波ちゃんと皆実さんのそれぞれが抱えた心の傷。
原爆によって引き裂かれた思いやそれを背負って生きてきた人たち。
それらは現在を生きる私達に紡がれているんだ、ということ。
以上、全部チラシの文章を書き記してみましたが。。。
ちなみに星空のお話は、「マンガのストーリーがメインなので、
今回はあまり出てきません」とあらかじめ説明があったのね。
確かにちょろりと出てきたよ。
ぷりこの感想は
原爆がもたらした暗い影はどこまで人を苦しめるのだろう。
と思ったよ。
平和学習って広島っ子はかなり身近だったけど、
大人になるにつれて接する機会は減るよね。
かなりお恥ずかしいことではあるけれど、
久しぶりにリアルに、切なく、悲しく、考えさせられました。
精一杯、一生懸命、生きてきた人たちから紡がれたこの命のリレーは
絶えることなく、後世へと紡いでいかねばね。。
広島のある
日本のあるこの世界を
愛するすべての人々へ
とてもすばらしい作品でした。
登録:
投稿 (Atom)