2009年7月31日金曜日

読書の夏

気が付いたら「夢の球宴」から一週間。

あっちゅう間の一週間。

そして今日で7月も終わり。

さようなら。7月さん。

こんにちは。8月さん。



まぁどうでもいい出だしは置いておいて。




ひっさびさに見つけてしまいました。

おもしろ作家。

宮沢章夫さんに出会った以来、

ぷりこのオモシロセンサーが反応しました。

(宮沢章夫さんの話はまた今度!)



藤原正彦さん。



このお方、写真を見たらなんとなく「あ、知ってる」と思ったんだけど、

きっと有名な方なんだよね。

数学者とのこと。



数学も得意で文才もある、ってうらやましい限りだわよ。


会社の人に藤原さんの本を教えてもらって、ちょっと興味があったので

本屋さんに行ったらその作品は無くてねー。


で、他にも藤原さんの作品があって、この本がちょうど目にとまって何となく立ち読みしたら

「え、おもしろい。。」と即買いよ。


ちょうど鳴家(やなり)と”しばしのお別れ”をしたところだったし、暇つぶしにでも、と。



その名も「人生に関する72章」




この本は藤原正彦さんが読売新聞であらゆる世代の悩み相談コーナーを担当したときのを

一冊にまとめたものらしい。


全ページ、右側が質問。左側が藤原さんの回答。

というシンプルで読みやすいの。


そして10代の悩み、20代の悩み、と年齢別にカラムも分けられてて、

藤原さんはそれぞれの年代に合った言葉で、的確に回答しとるんよ。


質問内容は、10代の悩みは学校やら友達に関する悩みが多くて、

20代以降は「嫁・姑問題」やら、「息子・娘がダメすぎる」みたいな家庭の問題が多かったかな。



質問者も藤原さんもいたって真剣なんだけど、

藤原さんの回答が、独特の言い回しというか、

しれっとオモロイ表現で書かれてあって、相当笑えたよ。



そしてこの本のあとがきが、

藤原さんの奥様が質問者となって、藤原さん(旦那さん)が真面目に回答しとるんよ。


奥様もユーモアセンスがあって、

とっても素敵なご夫婦だと思ったよ。

質問内容はかなりくだらんかったけどね。



この本、うす~くて1日で読んじゃったんだけど、

通勤途中(JRの中)に読んでるときはヤバかった 笑

おかしくて笑いをこらえていたよ。



気分転換におすすめ~♪



「人生に関する72章」 藤原正彦 著
新潮文庫 362円(税別)

2 件のコメント:

  1. 連続コメント失礼☆
    この本凄く面白そうだね、本苦手な私でも楽しめるだろうか?
    漢字が苦手なので意識的に本を読まないとどんどん読めなくなりそうな気がしてちょっと怖いんよねぇ。
    私も藤原さんを本屋で見かけたら立ち読んでみまーす。
    でも文庫だから買いやすいし買ってもいいか~

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  2. >fumyさま
    連続コメントありがとー♪

    うん。この本、おもしろかったよー。
    肩の力を抜いて、気楽にすらすら読めちゃうよ。
    そしてぷりこ自身も藤原さんの言葉に
    気づかされた部分もあって、
    「あー、こういう考え方をすればいいんだ!」って
    思ったりした。

    もし覚えてたら立ち読みしてみて~♪

    ぷりこは2冊目を買いあさろうと思ってます!

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