2010年12月19日日曜日
森村泰昌:なにものかへのレクイエム
そいえば先月行ってきたんですよ。
その日はとても良い天気でしたよ。
森村さんの作品は以前、ココの(現代美術館)収蔵作品で拝見したことがあります。
これね ↓
さすがです。
森村さん。
体当たりです。
全身で表現します。
そいえば、ジーンズファクトリー沼田店の店内にある、
モナリザ3作品も森村さんの作品なんですね。
今回の特別展も体を張ってましたよ。
一番上のアインシュタインも激似ですが、
他にも色んな方々になりきってました。
中には「?」と思うような、似てない作品もありましたが、
もう、”似ている・似てない”の問題じゃないのです。
「森村さんが表現する」ということがアートなのです。
芸術性の高い、”ものまね王座決定戦”です。
残念ながらライバルがいないので決定戦が出来そうにないですが・・・
今回の特別展は、抽象画や意味不明な現代アートなんかよりは
ストレートに作者のメッセージが伝わってきて、
わかりやすい作品だと思います。
作品を見ただけで、「これはあの人だ」と思うだけで
作者の想いが一つ伝わったことになるのではないでしょうか。
ぜひ、熱演?している森村さんを見てみてください。
イタコのようです。
あと、森村氏による、三島由紀夫の最期の演説は必見です!!
そして。
常設展の一画でこんな研究所が設立されてました。
「きのこはアートか?」
という仮説を立ててあらゆる角度からきのこを考察している研究所のようです。
ちゃんと研究所長の部屋も作られてました。所長は不在でしたが。
きのこをテーマにした作品がいくつか展示されてました。
(草間彌生の作品もありました)
ぷりこ的には、この研究所(企画)の着眼点はすばらしいと思うのですが、
中身がなんだか中途半端な感じでかなり残念な気がしました。
もったいない気がしました。
もっとおバカに、”はっちゃけ”ても良いのでは?と思いました。
今後の企画に期待です。
ちなみに、ぷりこんちにある、きのこアートです。
肩たたき器。
結論:きのこはアートでしょう。
帰り道にジジを見つけました。
キキは見当たりませんでした。
階段が落ち葉の模様見たくなってました。
そんな晴れた日の出来事でした。
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